ビジネスメールで「お会いできてよかったです」という一言を自然に使えると、相手に誠実で上品な印象を与えることができます。
このフレーズは、初対面の挨拶・商談後・面接後など、あらゆるシーンで活躍する万能表現です。
しかし、使い方を間違えると「形式的」「軽い」と感じられることもあるため、文脈に合った言葉選びが大切です。
本記事では、「お会いできてよかったです」をより効果的に伝えるための正しい使い方から、フォーマル・カジュアル別の言い換え、そしてそのまま使えるビジネスメール例文までを網羅的に紹介します。
丁寧で印象に残る一文を身につけたい方は、ぜひ参考にしてください。
お会いできてよかったですの意味と正しい使い方
ビジネスメールでよく使われる「お会いできてよかったです」という表現。普段なんとなく使っている方も多いかもしれませんが、実は場面や相手によって少し言い回しを変えることで、より丁寧で自然な印象を与えることができます。
ここでは、このフレーズの本来の意味と、正しい敬語としての使い方を詳しく見ていきましょう。
「お会いできてよかったです」はどんな気持ちを伝える言葉?
「お会いできてよかったです」は、直訳すると「あなたと会うことができてうれしい・ありがたい」という意味です。
つまり、相手に対して感謝と喜びを同時に伝える表現になります。
たとえば、次のような場面で使うと自然です。
| シーン | 使い方の例 |
|---|---|
| 初対面の相手 | 先日はお会いできてよかったです。直接ご挨拶できて光栄でした。 |
| 取引先との面談後 | 本日は貴重なお時間をありがとうございました。お会いできてよかったです。 |
| セミナーやイベント後 | 先日のイベントではお話しできてよかったです。貴重なお話を伺えました。 |
このように、場面を問わず使える万能フレーズですが、言葉の「温度感」を調整することで、より相手に伝わりやすくなります。
敬語としての正しさとフォーマル度の違い
「お会いできてよかったです」は丁寧な敬語表現ですが、よりフォーマルな印象を出したい場合は言い換えが効果的です。
| フォーマル度 | 言い換え表現 | 使用シーン |
|---|---|---|
| 高い | お目にかかれて光栄です | 役職者・初対面の上司など |
| 中程度 | お会いする機会をいただき、誠にありがとうございました | 一般的な取引先 |
| やや柔らかい | お会いできてうれしかったです | 社内・親しい関係の相手 |
フォーマルな場面では「光栄」「賜る」「頂戴する」といった語彙を使うと、より礼儀正しくなります。
一方で、社内メールや親しい取引先には、やや柔らかい表現でも問題ありません。
「お会いできてうれしかったです」との違い
「お会いできてよかったです」と「お会いできてうれしかったです」は似ていますが、ニュアンスに微妙な違いがあります。
「うれしかったです」は感情を強く出す表現で、カジュアル寄りです。
そのため、上司や取引先などビジネスシーンでは「よかったです」の方が控えめで上品に感じられます。
| 表現 | 印象 | おすすめシーン |
|---|---|---|
| お会いできてよかったです | 控えめ・上品・ビジネス向き | 商談・面接・訪問後 |
| お会いできてうれしかったです | 感情的・フレンドリー | 社内・親しい取引先 |
たとえば、次のように文全体でトーンを調整するのもおすすめです。
【フォーマル例文】
本日はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。
直接お話しすることができ、大変光栄に存じます。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
【カジュアル例文】
先日はお会いできてうれしかったです。
貴重なお話を伺えて、とても勉強になりました。
今後ともぜひよろしくお願いいたします。
このように、相手との関係性やシーンに合わせて表現を変えることで、自然で誠実な印象を与えることができます。
「お会いできてよかったです」は、感謝と敬意を込めて使うことで相手の印象に残る言葉になります。
次の章では、実際のビジネスメールの中でどのように使うのが自然かを、具体的なシーン別に解説していきます。
ビジネスメールで使うシーンとマナー
「お会いできてよかったです」は便利な表現ですが、使いどころや言葉遣いを誤ると、形式的に見えたり距離感が生まれることもあります。
ここでは、ビジネスシーンでの正しい使い方と、相手に好印象を与えるマナーを解説します。
よく使われる4つのタイミング
このフレーズが使える場面は、想像以上に幅広いです。特に以下の4つのシーンでは自然に使えます。
| シーン | メール例文 |
|---|---|
| 初対面の挨拶後 | 先日はお会いできてよかったです。直接お話しでき、貴重な時間をいただけましたこと、感謝申し上げます。 |
| 商談・打ち合わせ後 | 本日はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。お会いできてよかったです。今後の進め方について改めてご相談できれば幸いです。 |
| 面接後 | 本日はお会いできてよかったです。御社の事業内容を伺い、より一層志望意欲が高まりました。 |
| 訪問・出張後 | 先日はご多忙の中、お時間を頂戴し誠にありがとうございました。お会いできてよかったです。今後の業務でもぜひご一緒できればと存じます。 |
いずれのシーンでも、感謝の気持ちに「今後のつながりを意識した一言」を添えると印象が格段に良くなります。
避けたい言葉遣いと印象を下げる表現
ビジネスの場では、言葉のトーン一つで印象が大きく変わります。
特に避けたいのは、以下のようなカジュアルすぎる表現です。
| NG表現 | 理由 | おすすめ言い換え |
|---|---|---|
| 会えてよかったです | 敬語ではなくカジュアルすぎる | お会いできてよかったです |
| 楽しかったです | 感情が強く、ビジネスには不向き | 有意義な時間を過ごすことができました |
| 嬉しかったです | 親しい相手ならOKだが、取引先には不向き | 貴重なお話を伺うことができました |
また、「お会いでき光栄です」という表現は少し堅い印象になります。社外の役職者や初対面の相手にのみ使用し、日常的なやり取りでは控えめにしましょう。
文末で好印象を残す一言のコツ
メールの締め方次第で、全体の印象が変わります。単に「お会いできてよかったです」と書くだけでなく、今後につながる一文を添えることが大切です。
| 状況 | 結びの一文例 |
|---|---|
| 取引先へのお礼 | 今後とも末永くお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。 |
| 面接後のフォロー | この度は貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願いいたします。 |
| 社内関係者への感謝 | 本日はありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 |
たとえば、次のように書くと印象がグッと良くなります。
【フルバージョン例文】
件名:先日はお会いできてよかったです。
○○株式会社 ○○様
先日はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。
お会いできてよかったです。直接お話しでき、御社の事業について理解を深めることができました。
今後の取り組みについて、ぜひ引き続きご相談させていただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
メールは「感謝+今後の関係性」で締めると、ビジネス上の信頼が生まれやすくなります。
シーン別|「お会いできてよかったです」ビジネスメール例文集
ここでは、実際のビジネスシーンごとに使える「お会いできてよかったです」のメール例文を紹介します。
そのまま使っても違和感がないように、件名から結びまでを含むフルバージョン形式で掲載しています。
初対面の相手へのお礼メール例文
初めての商談や顔合わせ後は、感謝と丁寧さを伝えることが重要です。
【例文】
件名:先日はお会いできて光栄でした。
○○株式会社 ○○様
先日はご多忙のところお時間をいただき、誠にありがとうございました。
直接お話しする機会を頂戴し、大変光栄に存じます。
お会いできてよかったです。御社の取り組みについて詳しく伺うことができ、大変有意義な時間でした。
今後とも末永くお付き合いいただけますと幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
| ポイント | 解説 |
|---|---|
| 「光栄でした」 | 初対面にふさわしいフォーマルな表現。 |
| 「今後とも〜」 | 一度きりで終わらない関係性を示す締め方。 |
商談・打ち合わせ後のフォローメール例文
商談後は、相手への感謝とともに「次に繋げる一文」を入れることが大切です。
【例文】
件名:本日はお会いできてよかったです。
○○株式会社 ○○様
本日はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。
お会いできてよかったです。御社の新しい取り組みについてお話を伺い、大変勉強になりました。
また、今後の提案に関して改めてご相談させていただければ幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。
| ポイント | 解説 |
|---|---|
| 「勉強になりました」 | 相手の話を肯定的に受け止めた印象を与える。 |
| 「改めてご相談させていただければ」 | 自然に次のアクションを示す。 |
面接後のお礼メール例文
面接後のメールでは、感謝と誠意、そして学びを伝えるのがポイントです。
【例文】
件名:本日は面接の機会をいただき、ありがとうございました。
○○株式会社 採用ご担当者様
本日はお忙しい中、面接の機会をいただき誠にありがとうございました。
お会いできてよかったです。御社の事業内容や社風について詳しく伺うことができ、大変学びの多い時間となりました。
改めて、御社で働きたいという思いが一層強まりました。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
| ポイント | 解説 |
|---|---|
| 「学びの多い時間」 | 感情的にならず誠実さを伝える。 |
| 「志望意欲を高める」 | 選考に前向きな姿勢をアピールできる。 |
訪問・出張後のフォローメール例文
出張や訪問のあとに送るフォローメールでは、感謝と「今後の連携意識」を示すのが理想です。
【例文】
件名:先日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
○○株式会社 ○○様
先日はご多忙の中お時間を頂戴し、誠にありがとうございました。
お会いできてよかったです。今後の業務でもぜひご一緒に取り組めればと考えております。
何かご不明点やご要望がございましたら、いつでもお知らせください。
引き続きよろしくお願いいたします。
| ポイント | 解説 |
|---|---|
| 「今後の業務でも〜」 | 継続的な関係を築きたい姿勢を示す。 |
| 「ご不明点があれば〜」 | フォロー姿勢を強調する一文。 |
イベントやセミナー後の感謝メール例文
短時間の会話でも「お会いできてよかったです」で丁寧にフォローすることで、良好な関係を築けます。
【例文】
件名:先日のセミナーではお世話になりました。
○○株式会社 ○○様
先日はセミナーにてお話しする機会をいただき、誠にありがとうございました。
お会いできてよかったです。お話しの中で伺った○○の取り組み、大変参考になりました。
今後ぜひ情報交換の機会を頂けますと幸いです。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
| ポイント | 解説 |
|---|---|
| 「参考になりました」 | 相手の発言に対する具体的な感想を添える。 |
| 「情報交換」 | 自然に次のつながりを示すビジネス表現。 |
シーンごとに文のトーンや語彙を調整することで、相手に「あなたに向けて書かれたメールだ」と伝えることができます。
「お会いできてよかったです」を印象よく伝える言い換え表現
「お会いできてよかったです」は便利な表現ですが、使いすぎると印象が薄れてしまうこともあります。
ここでは、同じ気持ちを伝えながらもより丁寧・自然・印象的に聞こえる言い換え表現を紹介します。
フォーマルで丁寧な言い換え例
上司や取引先など、目上の相手に送る場合は「光栄」「賜る」「頂戴する」といった敬語を使うと、より上品な印象になります。
| 言い換え表現 | 意味・使い方 | 使用例 |
|---|---|---|
| お目にかかれて光栄です | 初対面の相手に対して最もフォーマル | 先日はお目にかかれて光栄でした。貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。 |
| 直接お話しでき、大変光栄でした | 「お会いできてよかったです」よりも格式高い | 本日は直接お話しでき、大変光栄でした。今後とも何卒よろしくお願いいたします。 |
| お会いする機会をいただき、誠にありがとうございました | 感謝と敬意を同時に表現 | このたびはお会いする機会をいただき、誠にありがとうございました。貴重なお話を伺うことができ、感謝申し上げます。 |
これらの表現は、ビジネスメールだけでなく、セミナー・式典などフォーマルなシーンでも違和感なく使えます。
親しみを込めた柔らかい言い換え例
社内の上司や同僚、親しい取引先など、ある程度信頼関係がある相手には、少し柔らかい表現もおすすめです。
| 言い換え表現 | トーン | 使用例 |
|---|---|---|
| お会いできてうれしかったです | 感情を素直に伝えるカジュアル寄り | 先日はお会いできてうれしかったです。お話しした内容をもとに、早速準備を進めております。 |
| 直接お話しできてよかったです | 自然であたたかい印象 | 本日は直接お話しできてよかったです。次回もどうぞよろしくお願いいたします。 |
| 今回お会いできたご縁を大切にしたいです | 信頼関係を築きたい姿勢を示す | このたびはお会いできて光栄でした。今回のご縁を大切にし、今後も連携できれば幸いです。 |
「柔らかさ」を出す場合でも、文全体は丁寧語でまとめるのがポイントです。
たとえば「ありがとうございました」「よろしくお願いいたします」で文を締めると、カジュアルになりすぎません。
自然に聞こえる一文の添え方
「お会いできてよかったです」だけではやや簡潔すぎる印象になります。
そこで、相手との会話や学びを一文添えると“自分だけに書かれたメール”だと感じてもらいやすくなります。
| 目的 | 添える一文 | 使用例 |
|---|---|---|
| 感謝を伝える | 貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。 | お会いできてよかったです。貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。 |
| 学びを伝える | お話の中で学びの多い点が多くございました。 | お会いできてよかったです。お話の中で学びの多い点が多く、大変刺激になりました。 |
| 今後のつながりを示す | またの機会にお会いできることを楽しみにしております。 | お会いできてよかったです。またの機会にお会いできることを楽しみにしております。 |
【フルバージョン例文】
件名:先日はお会いできて光栄でした。
○○株式会社 ○○様
先日はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。
お会いできてよかったです。お話しの中で伺った新規プロジェクトの内容、大変興味深く拝聴いたしました。
今後、ぜひ貴社の取り組みにご一緒できる機会があれば幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。
一言添えるだけで、同じ「お会いできてよかったです」でも相手に与える印象は大きく変わります。
次の章では、逆に注意したいNG表現やよくある間違いを整理していきます。
よくある間違いとNG表現
「お会いできてよかったです」は丁寧で便利な表現ですが、似た言葉を誤って使うと、相手に違和感を与えることがあります。
ここでは、ビジネスメールで避けるべき表現と、正しい使い方を分かりやすく整理します。
「会えてよかったです」はなぜ避けるべき?
一見似ている「会えてよかったです」は、日常会話では自然ですが、ビジネスではややカジュアルすぎる印象になります。
「会う」を丁寧に表現する場合は「お会いする」が正解です。
| 表現 | 丁寧さ | 使用可否 |
|---|---|---|
| 会えてよかったです | カジュアル | × ビジネスでは不適切 |
| お会いできてよかったです | 丁寧・一般的 | ○ あらゆるシーンで使用可 |
| お目にかかれて光栄です | 非常に丁寧 | ○ 初対面・目上の相手に最適 |
たとえば、初対面の相手に「会えてよかったです」と送ると、学生的・フランクな印象になってしまうことがあります。
ビジネスでは「お会いできてよかったです」と、謙譲表現を使うことで上品さと誠実さを両立できます。
感情的になりすぎる表現に注意
相手に熱意を伝えたい気持ちは大切ですが、ビジネスメールでは感情表現が強すぎると軽く見られることがあります。
| NG表現 | 理由 | おすすめの言い換え |
|---|---|---|
| とても楽しかったです | ビジネスには感情的すぎる | 有意義な時間を過ごすことができました |
| 感動しました! | 感嘆符や感情表現は避ける | 大変刺激を受けました |
| ワクワクしました | 親しすぎる印象を与える | 今後の展開が楽しみです |
相手に誠意を伝えるなら、「有意義」「貴重」「学び」などの言葉を選ぶと落ち着いた印象になります。
相手の立場に合わせた敬語バランス
丁寧すぎても堅苦しく、カジュアルすぎても軽く感じられる──ビジネスメールでは、このバランスが重要です。
| 相手 | 適切な表現 | トーン |
|---|---|---|
| 役職者・初対面 | お目にかかれて光栄です | フォーマル |
| 取引先(通常) | お会いできてよかったです | 標準 |
| 社内・親しい関係 | お会いできてうれしかったです | やや柔らかい |
また、同じフレーズでも文全体の書き方で印象が変わります。
【悪い例】
昨日はお会いできてよかったです。楽しかったです。またよろしくお願いします。
【良い例】
昨日はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。
お会いできてよかったです。貴重なお話を伺うことができ、大変有意義な時間でした。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
「ビジネスでは、感情を控えめにしつつ誠実さを伝える」。これが、上級メールの書き方です。
次の章では、このフレーズをより印象的に使うための具体的なコツを紹介します。
「お会いできてよかったです」で信頼を築く3つのコツ
「お会いできてよかったです」は、ただのあいさつ文ではなく、相手との信頼関係を築くための大切なメッセージです。
ここでは、この一言をより印象的に伝えるための3つのコツを紹介します。
感謝+今後のつながりを意識する
「お会いできてよかったです」だけで終わると、メールがややそっけなく感じられることがあります。
そこで、感謝の気持ちと今後への意欲を一緒に添えるのがポイントです。
| 目的 | 添える一文 | 例文 |
|---|---|---|
| 感謝を伝える | 貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。 | お会いできてよかったです。貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。 |
| 今後の関係を築く | 今後とも末永くお付き合いいただけますと幸いです。 | お会いできてよかったです。今後とも末永くお付き合いいただけますと幸いです。 |
| 次の機会に繋げる | またお話しできる機会を楽しみにしております。 | お会いできてよかったです。またお話しできる機会を楽しみにしております。 |
このように一言加えるだけで、メール全体が温かく誠実な印象になります。
相手の名前や話題を具体的に盛り込む
メールをもらった相手が「自分のために書かれた」と感じると、印象は格段に良くなります。
そのため、相手の名前や会話の内容を一文に含めるのがコツです。
| 状況 | 例文 |
|---|---|
| 話題を具体的に入れる | 先日は○○について貴重なお話を伺うことができ、お会いできてよかったです。 |
| 名前を入れる | ○○様と直接お話しできてよかったです。今後の取り組みにも大変興味を持ちました。 |
| 会話の要点を引用 | お打ち合わせで伺った○○の事例は非常に参考になりました。お会いできてよかったです。 |
たとえば、次のようなメールなら印象が格段にアップします。
【フルバージョン例文】
件名:本日はお会いできてよかったです。
○○株式会社 ○○様
本日はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。
お会いできてよかったです。打ち合わせで伺った○○の取り組みは、弊社でもぜひ参考にさせていただきたいと感じました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
締めの一文で印象を完成させる
最後の一文は、メール全体の印象を決める「余韻」のようなものです。
「お会いできてよかったです」で感謝を伝えたら、締めの一言で信頼を結ぶのが理想です。
| 目的 | 締めの一文例 |
|---|---|
| 今後の関係を強調 | 今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。 |
| 次回への期待を込める | またお目にかかれる日を楽しみにしております。 |
| フォローを促す | ご不明点等ございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。 |
【フルバージョン例文】
件名:先日はお会いできてよかったです。
○○株式会社 ○○様
先日はお時間をいただき、誠にありがとうございました。
お会いできてよかったです。お話の中で伺った○○のご提案、とても参考になりました。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
このように締めを丁寧に整えることで、全体に落ち着きと信頼感が生まれます。
ビジネスメールは「出会い」ではなく「関係づくり」。「お会いできてよかったです」は、その第一歩を築くための言葉です。
次の章では、この記事全体をまとめながら、あなたのメールをさらに磨くポイントを整理していきます。
まとめ!一言で印象を高めるビジネスメール術
ここまで、「お会いできてよかったです」というフレーズの使い方や言い換え、シーン別の例文を詳しく見てきました。
最後に、この記事の要点を整理しながら、あなたのメールをより印象的にするためのポイントをまとめます。
| ポイント | 要約 |
|---|---|
| ① 言葉の本質 | 「お会いできてよかったです」は感謝と敬意を伝える丁寧な表現。 |
| ② 敬語の使い分け | フォーマル度に応じて「光栄です」「お話しできてよかったです」などに調整。 |
| ③ シーン別活用 | 初対面・商談後・面接後・訪問後などに自然に使える万能フレーズ。 |
| ④ NG表現の回避 | 「会えてよかったです」「楽しかったです」など感情的すぎる言葉は避ける。 |
| ⑤ 信頼を築く一文 | 感謝+今後のつながりを添えることで、印象が格段に良くなる。 |
「お会いできてよかったです」は、どんな場面でも使える万能な一言ですが、“誰に”“どんなトーンで”伝えるかで印象がまったく変わります。
たとえば、フォーマルな相手には「お目にかかれて光栄です」、社内の同僚には「お会いできてうれしかったです」といったように、相手に合わせて自然に言葉を選びましょう。
また、文末には「今後ともよろしくお願いいたします」「次回お話しできるのを楽しみにしております」などの未来につながる一文を添えることで、メール全体が締まります。
最後に、印象を高めるメールのテンプレートをもう一度確認しておきましょう。
【最終フルバージョン例文】
件名:先日はお会いできてよかったです。
○○株式会社 ○○様
先日はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。
お会いできてよかったです。直接お話しでき、御社の取り組みについて理解を深めることができました。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
たった一言でも、「誠実さ」と「余韻」を残すことが、信頼を生むメールのコツです。
あなたの一通が、相手の心に温かく残るビジネスコミュニケーションとなるでしょう。


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